弊社では、放電、切削加工機等ツーリングシステムとして、System3Rを採用しています。

マクロチャックは機械加工のベースとなる代表的治具ですが、メーカー保証精度は

±2μとなっており、物づくり精度(累積する誤差)が±2μ以上になってしまいます。

物づくり精度±2μ以内、弊社ナノ分野の加工(総合精度±1μ以内)死守のため、 ナノ精度(0.4μ目標)ツーリングシステム治具・ユニットを製作改良しました。

材質は、ステンレス粉末ハイス等を熱処理(HRC58~60:焼き入れ、高温戻し2回以上、サブゼロ処理・安定化処理)したものと非磁性超硬合金を使用し、弊社所有のマザーマシンを駆使して製作しました。

EDM加工の工具自動交換精度が1μ以内の自動運転を実現し、他部門の工作機械との連係(加工物の交換及び製作精度)のレベルアップを図ります。